雑音教室

hip hop、punk rock、fashion

会社員バンドの終わりから見る続け方

サラリーマンやりながらバンドをやるということがどれだけ難しいか。

久しぶりに雑文。

 

workxband.hatenablog.com

 

少し前にバズった(流行った)endzweck上杉の公演の記事。めちゃくちゃおもしろかった。一読の価値あり。

 

最近バズった「会社の終わらせ方」って記事。

 

この2つから少しだけ、自分の思い出を語りたくなった。

 

上杉の話は「社会人の前から基盤のあるバンドマン」の話だ。

人脈も経験も無い状態からバンドを組むのはパワーがいる。ただ、僕はそれでもバンドって楽しいぞ!やろうぜ!と言いたい。

 

社会人やりながらバンドをやろうとしてる人へ少しだけ役に立てばいいなと思う。

 

就職してからバンド結成

僕は楽器を本格的に始めたのは20過ぎ。正社員になってからだ。遅い。周回遅れのスタートだった。ピストルズが「ノーフューチャー」と叫んでいたけど、既に今がフューチャーって年齢から始めた。

 

学生時代にギターをやったりはしていたが、単発でバンドをやる程度。しかも、練習嫌い。うまくなるはずも、バンドができるレベルでもなかった。

 

しかし、ある日友達に誘われバンドを結成した。

 

一番最初のバンドは3ピースで活動を始めた。ギターボーカル。週2回の練習、月1、2回のライブ活動。メンバー1人が学生だったのもあって、社会人で始めたバンド(人脈等一切無し)としては結構やれてたのではないだろうか。3年ぐらいで活動終了。学生だったメンバーが実家に戻るのをきっかけに解散した。グリーンデイにも、ハイスタにもなれなかった。

 

PA(ライブハウスで音響を調整してくれる人)

逆リハ(出演順と逆の順番でリハーサルをやること)

 

そんな言葉を覚えたのも23歳ぐらいだった気がする。

そのぐらい何も知らなかった

 

全く売れず。ライブハウスのブッキングイベントに出るぐらい。(これは無駄だった。下積みが、という意味ではなく。それしか出てなかった、ということが)

 

 

2つめのバンド結成

 

1回きりのバンドを2回ほど経て、2つめのバンドを結成した。

 

2バンドめのメンバーは、正社員3人、自営業1人、契約社員1人だった。

 

全員が本格的にバンドをやるのは初めてだった。そうなると自然とオリジナルバンドをやった経験がある僕がリーダー的ポジションになった。

 

結論から言うと、CD出したり、イベントをやったり、イベントに呼ばれたりしたが、解散した。

 

メンバー間のモチベーションに差が出たのが解散理由だと僕は思っている。

 

 

社会人バンドは必ず目標を!

大人になると夢を語るのって恥ずかしい。意識高い系とかいじられても嫌だし(笑)

とくにバンドとかだと、夢物語な部分が必ず出てくるし。

 

ただ、僕は「目標を設定する」ということは必ずやるべきだと思う。

社会人はお金を多少持ってるけど、時間は学生時代と同じようには作れない。

僕らの失敗のひとつは目標設定が甘かったことだと思う。目的を持った行動をしてなかった、とも言える。

 

 

 

例えば、僕は常々「お金をかけるのは、構わない。だけど、どうしてお金がかかるのか、何にお金をかけるのかは考えてやらなきゃ意味が無いよ」と言っていた。

 

しかし、これが全然伝わってなかった。

 

A君は「CDを作ろう。それでまずは名前を広げよう」と言い動き出した。

間違ってなかったと思う。ただ、A君はお金に対してかなりどんぶり勘定だった。レコーディングエンジニアと勝手に話を進めて、気づけば当初の打ち合わせで見積もった2倍ぐらいの金額になっていた。

 

決して払えない金額ではなかったから、そのまま最初のCDは録音して、完成した。

 

ただ、A君は売る努力は一切しなかった。初めてのレコーディングが楽しかったのか、レコーディングすることが目的になってしまっていた。さらには、ほかのメンバーも中身に納得できない部分があると言い出したりで、僕は困った。

 

ここでさっきの目標設定の話になるんだけど。最初からメンバーの間で「どんなCDを作るのか。それは何故そんなCDを作ると決めたのか」を明確にしておけば、この問題は起きなかった。

 

ただ、それでもライブの際に売り出したら、若干だけど反応があり、僕らはイベントに呼ばれたり、呼んだり、活動の幅は確実に広がった。

 

 だけど、あっさりと2枚目を作ったと同時期にメンバー間でギクシャクし始め、その後だらだらと活動を続け、解散。

 

 

まとめ

 

とにかく目標や目的をはっきりとさせておこう。

 

全員がメロコア大好き!とかで組めば、必然的に目標は決まってくると思う。それでも、具体的に「〇〇でイベントやりたいよね」と話し合って「じゃあ、そこまでの道のりに必要なのは××だよね」と決めておくべきだ。

 

全員が一致してなくてはいけない。

 

僕らは目標も持たずに船を漕ぎ出した。そりゃ、最初のほうは見慣れない海に、珍しい魚に、きゃっきゃ言って楽しんでいられる。でも、慣れてくると当たり前の景色になる。

 

そうなると、どうして船に乗っているんだっけ?と思い始める。

 

そうすると、船から降りようとするメンバーが出てきたり、漕がないで釣りばかりするメンバーが出てきたり。はちゃめちゃな海賊ができあがり。

 

そりゃ解散するよ。

 

 

 

今、会社員やりながらバンドやってる人、できればうまくやって、いつか音源を聴かせてほしいなぁ。

 

 

売れるインディーズCDを作ろう! (Creator’s Handbooks)

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大人になってくると頭が硬くなってきたり、プライドが高くなってくるので。

こういうマニュアル読んで「ここに書いてあるからやってみよう」とかを、理由付けでメンバーに伝えるのは非常に効果的。僕は読まずに「インディーズバンドのプロデューサーもオススメしてたよ!」とか、どうしても説得したいときは使ってました(笑)

 

 

 

 

では、あでゅー。

 

 

プロになるより、会社員やってバンドやったほうがいいよ!週末に練習して、有給使ってツアーに行けばいい。by大槻ケンヂ